繰り返す石ころ

世の中ってたのしい

2021年総括&2022年目標

あけましておめでとうございます。
年始から少し体調を崩してまして、遅くなりましたが去年の振り返りと今年の目標を書きにきました。

2021年のお仕事状況

2020年は相当な赤字だったので、2021年は業務委託でお仕事を受けてお金を稼いでました。
1月〜9月までは週4日、それ以降は週3日でお仕事を受けてました。全然働いてないように見えるかもしれませんが、一応これで2020年の損失は補填できています。
会社の口座の現金も良い感じになって次のチャレンジも可能になってきました。

お仕事内容としては週4の時は顧問CTOみたいな仕事をやっていて、週3になるタイミングで社員の方に仕事を引き継いで今は技術的なサポートをしています。
技術のサポートは主にReactとGraphQLを使ったアプリケーションの構築の支援ですね。Relay信者ですが2021年はApollo Clientをよく触ってました。

2021年は1年通して忙しくしていて、技術的なネタは沢山あったのに技術ブログが全く更新できませんでした。もう1年ほど更新していない…やらねば…。
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2022年にやりたい仕事(?)

もう少し業務委託のお仕事は続けるかもしれませんが、当然自分のやりたい仕事がしたくて会社を作っていますし、業務委託の仕事もわざわざ週3日にしてもらっているわけです。
なので、ちゃんと自分のやりたい仕事と向き合わないとなと思っています。後述するマンションの話など色々あり、稼働が週3日になっても2021年はあまりやりたい仕事に向き合えていませんでした。これじゃいけない。

2022年は原点回帰して、プログラミングにどっぷり浸かっていたいです。
作りたいオープンソースのソフトウェアがあるので、そちらをなんとか動くところまで持っていきたいと思います。
ビジネスになるのかは作ってみないと分からないですが、自分のプログラマーとしての集大成を1つやってみたいと思ってますので、それを作ってみてから次のことは考えてみようかなと思っています。
お金を気にしないといけない状況ではないので半年から1年ぐらい業務委託をストップして、それだけやってみても良いかもしれません。

マンションの話

2021年の9月か10月ぐらいだったと思いますが、妻と話して中古マンションを買って住むのはどうかという話になりました。
そこで年末まで、相当な時間を突っ込んで中古マンションにやたら詳しくなりました。
正直に申しまして私のいるIT業界では「そんな価格になるわけないだろ」と言いたくなるような正気とは思えない価格で売買が成立している現場もあるわけでして、個人的には何であれ高い買い物をする時は多少は下調べをした方が良いと思っています。

物件の内覧もいくつか行ってローンの仮審査も通ったのですが、身内の不幸で色々ありそんな事してる場合じゃねぇとなってしまい、結局購入を見送りました。
また数年後に考えてみたいですね。

2022年は株やってみたい

今年は株や債権などの運用を趣味としてやりたいと思っています。
欲しい物も特に無いですし、手元にあるお金を使って何か新しい事をやってみたいというのがシンプルに動機です。
マンション購入を進める中で、新しい知識や経験を得ながら市場で実践していくのが結構楽しくて、なんだかお年玉を握りしめておもちゃ屋さんに行くようなワクワク感がありました。
そんなに元手となるお金があるわけではないので、現状では運用利益よりその時間で働いた方が圧倒的に儲かると思いますが、それはそれ、これはこれ、ということで。

健康

胃が良くなってきているような気がします。お酒は週に2日程度飲んでますが、量は増えもせず減りもせず、安定していると思います。
2020年は健康診断に行ってなかったので2021年の健康診断は若干ビビってましたが、特に大きな異常はなかったので安心しました。

反省点としては2021年後半から歩く頻度が激減したことですね。理由もなく行き帰りに電車に乗ることが増えて、歩くことが減りました。
2022年はちゃんと歩きたいと思います…。

家族

子供はすごく喋れるようになりました。意思疎通は問題なくできます。自分の精神をコントロールするのはまだ苦手ですが、意思表示はしっかりできるようになったと思います。
過去のことや未来のことを話せるようになってきて、時間軸の概念を理解し始めているようです。

妻とは2021年も支え合い仲良くできました。ただ、2021年は家族を取り巻く様々なことで手一杯だった感があったので、2022年は夫婦の時間ももう少し取りながら過ごしたいところです。

2021年の目標

去年の目標は…

2021年は、自社事業をしっかり磨き込みつつ、いただいている仕事と両立したいと思います。また、引き続き健康的に妻と子供と仲良く過ごしていきたいです。

とのことでした。自社事業は全く進んでない…。
2022年は次の4つでいこうと思います!

  • やりたいことを軌道にのせる
  • 資産運用の趣味を始める
  • 健康のために歩く
  • 妻と夫婦の時間を取る

まぁ、仮に全部できてなくても健康で家族楽しくやれてればそれで大丈夫!

2020年総括&2021年目標

こんにちは。既にこのブログは使ってませんが、振り返りのためだけに戻ってきました。
2021年も10日になり、少し遅くなりましたが振り返りを投稿しようと思います。

自社事業

1月頃から何を作るか模索していました。
最初はMVV(Mission, Vision, Values)をチームマネジメントで活用するようなサービスを構想していましたが、実用的な運用方法を見つけられず、全くお客様に刺さる気配がありませんでした。
何度も営業に行く中でサービスの1on1に関する機能だけは反応が良いことが分かり、その機能をスピンアウトさせて1on1のプロダクトを作ることにしました。

ただ、5月頃にサービスをローンチさせて運用を始めたものの、8月頃には正直これは難しそうだと認識しました。
詳細は省きますが、ざっくりサービスの振り返りとしては下記の通りです。
Good

  • お願いすれば導入してもらいやすい
  • プロダクトで1on1を回せることは確認できた

Bad

  • 絶対にシステム利用するべき課題(状況) を発見できなかった
  • 使わないよりマシな感覚は生み出せるが、BtoB商材として購入するほど理由やモチベーションを喚起できているように思わない

サービスとして悪かったとは思わないのですが、BtoB SaaSとして売り出すならよりお客様の業務フローに入り込めるようなもので、かつお金を払ってでも解決したい課題を解決する必要があると痛感しました。

現在、これらの反省を踏まえてサービスをピボットさせようとしています。1on1からは離れますが、対話や議論を支えるサービスではある予定です。
とは言え後述する別の仕事もありますし、すぐのローンチというわけではなく2021年中に出せると良いなぐらいのペースで考えています。

会社のお金事情

ビボットと言ってもほぼ完全新規のサービスを作るので、構想したり作ったりするのには時間がかかります。
会社の資金状況から考えてローンチまでは持つと思いましたが、ローンチしてユーザーの反応を見ながら試行錯誤してみないと会社を支えられるほどの収益が発生するサービスかは分かりません。初回は少し焦りもあったように思うので、じっくりプロダクトのコアな価値を研ぎ澄ますための時間を確保したい思いもあります。
個人的には外部からの資金調達(特に株式)にあまり乗り気ではないので、自分でお金を稼ぎながら時間をつくることにしました。

そこで、12月から週4日である会社様のお手伝いをしています。社員ではなく、外部から顧問VPoE/顧問CTOみたいな感じで入って仕事をしています。
それなりにお支払い頂いてますので、しっかり成果を出して依頼して良かったと思っていただきたいですね。

健康

まず健康診断に2020年に行けていないことを反省しています。2021年前半のうちに行きます。

食事は昨年から引き続き、人が食事を作りに来てくれるサービスを利用しています。しばしば妻も作ってますが、私は作ってません。
お弁当を妻が詰めてくれるのでそれをお昼と最近は夜も食べていて、とても調子良いです。野菜も取れますし、何より帰宅時間に関わらずオフィスで早めに夕飯を食べられるため、食べたばかりで寝てしまって胃に負担がかかるようなことがありません。
そんなこんなで、正月休みのような暴飲暴食をしなければ胃腸はそれなりに快適です。

夜にストレッチしたりマッサージガンで身体をケアするようにもなりました。
マッサージガンはHypervoltを使っています。5.5万円ぐらいして高かった…という話を書こうと思ったのですが、今見たら4万円になってました。そうなのか…。
Hypervoltよりもっと安いの沢山あるのでこれを買う必要があるかはさておき、とても疲れ取れます。
ストレッチも本当に効きますね。マッサージガンよりストレッチを先に始めたのですが、これだけでかなり楽になりました。
問題は時間。ストレッチだけでも毎日20分以上はやってるので結構時間は取られてます。とはいえ、腰の痛みでマッサージ屋さんに行きたくなるようなこともなく(前は1ヶ月に何度も思ってました)、とても平穏です。日常で身体の辛さを感じることはほぼなくなったので、必要な時間と割り切ってます。気持ち良いですしね。

最近はオフィスに向かうために40〜50分程度歩いてますし、とても健康的な気がします。健康診断行ってないのでただの感覚なのですが…。

妻と子供

妻は相変わらず最高の人ですね。仲良くやれていると思います。
子供は1.5歳を過ぎ、ここ最近は喋れる言葉が増えたりリアクションも豊富です。仲良くしてくれるのでとても楽しいです。子供は消防車を見るだけでテンション上がるので、もっといろいろなものを見せてあげたいです。

2021年の目標

去年の目標は…

作っている製品は姿や形を変えても良いので、なんとかお金を生み出せるようにしたいところです。
あとは妻や子供と楽しく過ごしながら、健康に気をつけていきたいですね。

とのことでした。前半は未達、後半はとても良くできました!
2021年は、自社事業をしっかり磨き込みつつ、いただいている仕事と両立したいと思います。また、引き続き健康的に妻と子供と仲良く過ごしていきたいです。

2019年総括&2020年目標

今年も年末です。振り返りをしていきたいと思います。

業務委託のお仕事

業務委託のお仕事は、1月から11月まで週3日ペースでやってました。Ruby on Railsを書いたり、エンジニア採用やCSのお手伝いをしたりもしました。
特に辛いこともなく、楽しく粛々とお仕事をしてました。
お仕事を下さった方々、ありがとうございました。また機会があったら使ってやってください。

自社事業

自社事業の方は1月からのんびり製品を作っていましたが、半年以上は今更ながらエンジニアのスキルを磨く時間になってました。
またどこかで書けたらと思うのですが、全てTypescriptでインフラからバックエンド、フロントエンドまで構築しています。GraphQLも初めて使いました。
デザイナーの方に教えてもらい、figmaを使ってモックも作れるようになりました。
12月から製品をどんどん改良しているのですが、この1年の積み重ねがあったからこそ爆速スピードで開発できているように思います。

12月からは製品の想定ユーザーの方にお話を聞きに行ったり、訪問したら知らぬ間に営業ということになってて商談が始まったり、色々と人に会う機会も増えました。
人と会うのは相変わらず苦手ではありますが、苦手なことをやってる方が発見があるタイプの人間でもあるので、会わせていただけるのは大変ありがたく思います。
批判をいただくこともありますが、貴重な声をもらうことができ、良い時間を過ごすことができています。

会社のお金事情

今の会社を作った時に、株式での資金調達はしばらく行わないと決めていました。
そのために自社事業を仕込みつつ業務委託を行っていたのですが、製品をユーザーにお届けしてサポートを行うのは専業にならないと時間的に限界があるなと思い、12月から専業になりました。
しかしまだ製品の提供も始まっておらずお金のアテもないので、借入を行いました。いわゆるデットファイナンスですね。
1〜2年ぐらいは持つと思うので(人をそんなに雇わなければ…)、気合入れて来年は製品を展開していきたいと思っています。

健康

胃の検査したらピロリ菌がいることが分かって、除菌を行いました。
これまでお酒を飲んだり重たい料理を食べると胃の痛みに苦しめられていましたが、除菌後は調子が良くなってきています。
とは言え、胃癌の確率は除菌後も普通の人の3倍ぐらいあるらしいので、健康に気をつけて生きていきたい所存です。

大きく食事も変わりました。
ここ数年間、コンビニ弁当とオリジン弁当を食べ続けてきましたが、妻の負担低減の流れで、毎週外部の方が食事を作りにきてくれます(もちろん有料)。
妻も育児つきっきりがしんどいようで料理を作るようになりましたし、ほとんど買って食べることがなくなりました。
その結果、野菜を多く食べるようになって(弁当を選ぶと肉オンリーになる人です)、消化も良いので、かなり胃腸の調子が良くなったように思います。
これが一番健康に寄与したような気がします。

祖母

実家で幼い頃から一緒に暮らしていた祖母が亡くなりました。これで、祖父と祖母は全員他界したことになります。
亡くなった祖母は99歳になる数日前まで生きていて、大往生でした。棺の蓋を閉める時に涙は出ましたが、本当に十分生きたと思いますので、安らかに眠ってほしいという気持ちでいっぱいでした。
私が結婚するまでは「結婚するまで生きてないとダメだよ」と言っていて、結婚したら「子供が生まれるまで生きてないと〜」と言ってきたのですが、その度に「どうやろうなぁ」と笑っていました。
亡くなる数日前にも子供を見せに実家に帰ったのですが、子供に会えて嬉しそうにしてくれて、私の方も会うのは最後だろうと分かっていたので、色々と感謝の思いを伝えることができました。
長い人生を充実した形で終えた祖母。自分も祖母のような幸せな人生を生きたいと強く思ったのでした。

妻と子供

子供が生まれたの、今年なんですね。随分前のような気がしてました。
特に心境の変化があるわけではなく、相変わらず妻が大好きで、むしろ子供より妻を大事にしているような気がします。子供が男の子なんで、女の子だったらまた別だったかもですが。
相変わらず妻は最高の人です。育児をしながら、仕事が忙しい時もたくさん支えてくれました。出産も色々あって大変でしたが、とにかく妻が無事で良かったです。
子供は来年も強くたくましく生きていってほしい。人生楽しいぞ。

2020年の目標

去年の目標は…

2019年は正直抱負とかないんですが…少し落ち着いて、じっくり行きたいですね。
2020年にスコープを合わせて、プロダクトを作ったりとか、体との付き合い方を良くするとか、準備運動の年にしたいと思います。

とのことでしたが、これは完全に達成できてました。じっくり事業に向き合えて楽しい1年を過ごせました。

来年はどうしようかな。とりあえず、作っている製品は姿や形を変えても良いので、なんとかお金を生み出せるようにしたいところです。
あとは妻や子供と楽しく過ごしながら、健康に気をつけていきたいですね。
もはや目標はあってないようなものになりつつありますが、来年も楽しんでいきたいと思います!

2018年総括&2019年目標

明けましておめでとうございます。中森です。今年もよろしくお願いします。
毎年恒例の総括ブログ、今回は年明けの更新となりました。
30日に飲み過ぎたせいで31日は完全にやられてて…。

カスタマーサクセスとSaaSビジネス

お仕事の話からいきます。
2018年ですが、年始から半年ほどカスタマーサクセス(サービスの利用促進)を中心にやってました。
この経験はSaaSプロダクトを持つ会社の経営をする上で、非常にためになりました。
カスタマーサクセスの経験をしたからこそ、サブスクリプションモデル(月額課金のような定額で何らかの利用権利を売るビジネスモデル)がどういうもので、どういうロジックで売り上げを伸ばせるのかリアルに理解できたと思います。

いまだに初回販売のあと(ポストセールス)を担うセクションがコストと見られることがありますが、サブスクリプションモデルから考えると明確にポストセールスが売上の大部分を担っています。
もちろん私も以前から知っているつもりでしたが、知っているということと、細部まで原則に沿って実行できているかは大きく異なると知った1年でした。
肌感として、またはユニットエコノミクス等の考え方をプロダクト戦略に組み込めるレベルとして、SaaSについて理解を進められた1年だったと思います。

また、ポストセールスにおいて、サブスクリプションモデルの売り上げを最大化するのはカスタマーサクセスではなくプロダクトであるということも強く実感しました。
これは単にUXが良いとかオンボーディングが優れているとかそういうレベルの話ではなくて、顧客が"買い続ける"プロダクトであるためにプロダクトは何を顧客に"giveし続けている"のかということです。
Time To Value(顧客が価値を感じるまでの時間)を早めることと、長期利用によるの価値向上のロジックのコンビネーションがSaaSのビジネスのキモだと理解しました。

会社を辞める => 会社を作る

2018年の中盤頃から自分がスタートアップ向き人材ではないと思うようになり、そうした動きの中で取締役をしていた会社を退職しました。
率直にいまIPOを目指している会社の経営メンバーに自分がいるのは違うかなと思いましたし、そう思うとなかなか仕事にも集中できないので、社長と相談して自分は自分の道に進ませてもらいました。
この展開でマジでいろんな人に死ぬほど迷惑をかけました…。本当にすみません。

改めて自分のことに向き合うと、ほとんど「実験した結果どうなるのか知りたい」という欲求で生きてる感があります。
他には、プロダクトを作ることが好きという気持ちがあったり、SaaSはまだまだ実験してみたいという気持ちがあったり、組織の問題を解いてみたいという気持ちも強いです。

なので自分が作りたいプロダクトをじっくり作ってみようかなと思ってまして、少しずつ始めています。
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会社も設立しましたが、資金調達して頑張ろう的なテンションは全くなく、かなりプライベート寄りな会社です。
しばらくは受託やコンサルティングをやりつつ、まったり作っていこうかなと思ってます。
ちなみに受託ではRuby On Railsでの開発、コンサルでは採用・組織・CS・(SaaSの)経営のサポートをしています。

健康

仕事の話から変わって、健康の話をしたいと思います。

健康は…ヤバイです…。
年々健康リスクを感じるようになってきてます。
特にここ2年ぐらいは胃が悪くて消化が追いついてない感じがすごくしてます。2019年は念のために人間ドック受けようと思ってるぐらいです。

酒ね! いやー、酒ね。酒飲まなければほぼ健康になるんじゃないか説さえある。

外食がほとんどなくなったので、月の飲酒量の1/4ぐらいはなくなった気がします。
でも週末は飲んじゃってますね…。平日は勿論控えてますが、土日も控えた方が良いのは勿論分かります。でも飲んじゃう。いかん。

酒を飲むと食事も(脂っこいものを)大量に食べ続けちゃうのもダメ。これがすごく胃に悪い。
2018年から開始した対策として、酒をブランデーにして、ツマミをドライフルーツやチョコなどの少量で食べ続けられるものにするなどしました。

ただ飲酒自体が根本的にいかんので、2019年は飲酒を週に1日にするところから始めたいと思います。

運動

筋トレを3ヶ月ぐらいやってたんですが、どんどん凝り始めちゃってメニューが重くなってきて、ある時サボってから「めんどくせー」となって辞めちゃいました。
やりすぎるとサボった時に戻れなくなるということを学んだので、2019年は健康目的に少しずつやっていきたいと思います。

食事

相変わらず夜はオリジン弁当やコンビニの弁当食べてますが、昼は「白米+納豆+梅干し+卵+味噌汁」をほぼ毎食食べるようになりました。
今はリモートワークでほとんど家にいるので、外で食べることがなくなったんですよね。毎食内容を考えるのも大変なので、栄養的に良く、保存可能な食品をルーティンで食べるようにした結果、このメニューになってます。
気のせいか、腸は今年かなり良くなった気がします。

休息

休息は会社辞めてからは、かなり改善された気がします。
単純に睡眠時間がすげー長くなりました。家出なくて良い日が増えたので、出勤時間がない=睡眠時間が長くなるという感じです。
労働日数的には増えてるので体力的にキツイなと思う日もありますが、メンタル的なON/OFFは十分な睡眠でかなり担保されてる印象です。

2019年

2019年は正直抱負とかないんですが…少し落ち着いて、じっくり行きたいですね。
2020年にスコープを合わせて、プロダクトを作ったりとか、体との付き合い方を良くするとか、準備運動の年にしたいと思います。

全員の意見を聞いてたら何も進まない、は本当か?:読了『フューチャーサーチ』

関係者が増えると決まるものも決まらなくなって動き出せない…みたいな経験、社会人あるあるですよね。
皆様いつも本当にお疲れ様です。

皆様はそうした経験から「可能な限り少ない人数で決めたい」という願望や、密室での議論という誘惑にかられている今日この頃なのではないでしょうか。

今回は、こうしたテーマにヒントを得るため、"多様な関係者"の巻き込みを見事に"実行"に変換している『フューチャーサーチ』をご紹介をしたいと思います。

フューチャーサーチ ~利害を越えた対話から、みんなが望む未来を創り出すファシリテーション手法~

フューチャーサーチ ~利害を越えた対話から、みんなが望む未来を創り出すファシリテーション手法~

  • 作者: マーヴィン・ワイスボード,サンドラ・ジャノフ,ヒューマンバリュー,香取一昭
  • 出版社/メーカー: ヒューマンバリュー
  • 発売日: 2009/05/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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フューチャーサーチは3日(半日、1日、半日の構成)の日程で行われるワークショップの手法です。
ちなみに、本の副題には「利害を越えた対話から、みんなが望むファシリテーション手法」と書かれてあります。

フューチャーサーチの特徴として、ワークショップの日程から参加者の構成まで、ほとんどの行為に実践と理論に裏打ちされたルールがあります。
ゆえに、日程やプログラム、準備物などはほぼ変更できません。

ルールの中で絶妙なのが参加者の構成です。
フューチャーサーチでは、テーマに関係する人が広く集められます。
ワークショップの人数規模は30〜70人程度ですが、最も良いのは64人とされています。ここも細かいですが、8人が8テーブルで64人になるのが最も良い構成とされます。
そして、何と64人の25%〜40%の人は、組織の外部から集めることが求められます。

例えば、あなたが顧客のサポートを行う部署の部長だったとしましょう。
あなたは「最高のカスタマー体験を作る」というテーマを掲げました。そうすると、フューチャーサーチ流の構成では以下が考えられます。

  • 顧客(8名)
  • マネージャー(8名)
  • 営業部(8名)
  • 製品開発部(8名)
  • コールセンターのアルバイト(8名)
  • コールセンターの社員(8名)
  • 家族(8名)
  • 経営者、株主(8名)

一般的に「最高のカスタマー体験を作る」というテーマで会議をするとき、「家族」や「株主」を呼んだりしません。「顧客」も呼ぶ人は少ないでしょう。
しかしフューチャーサーチが求める参加者は、「このテーマに関係する人全員」です。関係者の考え方として、以下の3つが紹介されます。

  • 情報をもっている人
  • 実行に移すための権限や資源をもっている人
  • 起きる結果から影響を受ける人

こうした多様な人がいるからこそ、多様な現実が理解できるようになり、望ましい未来を描くことができると著者は考えています。
また、多様な人が参加していれば、アクションの実行時に広範囲のアクションが期待できます。
フューチャーサーチでは、アクションを「この会に参加していない人に交渉したりせずに、今すぐ実行できるもの」に絞ります。参加者で実行できるものだけを合意して、合意できない事については決めません。合意できない事項について後日話し合うなどはありますが、まずは合意できるリストを作成して動き出すことに注力します。
この時、多様な人が集まって話したり実行内容について支援を受けることができれば、今すぐ交渉なしに実行できる事が圧倒的に増えるわけです。

このように、フューチャーサーチは強烈に"今すぐに実行"することにフォーカスしています。
「利害関係の狭間で何も実行できない」といった状態から、「各自ができることを今からやる」という状態に変質させるために非常に練られたプログラムになっているわけです。

良くも悪くも構造的で、成功の条件(本当にこの名前のリストがあります)を揃える事が求められます。柔軟性はありませんが、大部分が準備段階で設計されるものなので、成功の条件が達成できるのであれば非常に良いワークショップにできると思います。
参加者の多様性を持たせる部分と、3日の合宿形式の部分の合意が一番山場だと思うので、そこがいけそうであれば前向きに検討したい手法です*1

ちなみに、全参加者の日程を押さえて会場の予約をする必要があるため、準備期間は3ヶ月から6ヶ月程度必要です。

一応今回も書評なので本自体の話をしておくと、フューチャーサーチをやるのであれば読んでおいたほうが良いと思います。というか細かいルールに相当の意図が組み込まれているので、読まないと地雷を踏む危険性が高まると思います。
個人的には実施する予定はないのですが、細かいワークショップの設計の意図がよく分かるので、非常に勉強になりました。そういったワークショップに込められた理論や意図を理解する意味でもかなり面白い本になっていると思うので、オススメです。
著者はとにかくよく考えてます。そして考えるだけでなく、1つ1つの行動を検証し、その知見を余すところなく紹介してくれています。有意義で価値のある本だと思います。

それにしても、ヒューマンバリュー社は良い本を翻訳されているなーという印象です。
別に一次ソース原理主義者というわけでもないのですが、こうやって本家本元の書籍を訳してくれると、日本語で学んでいる人間としては一次ソースに簡単に当たれるので大変ありがたいですね。

*1:逆説的になるのですが、実際はテーマに対して熱意を持ってコミットしている人が主催者であれば、参加者調整は問題にならないと思います。何故ならば、日程は後ろにズラせば調整が効きやすい項目だからです。本当は実践者が外部の人を呼ぶことや大規模な対話に恐怖を持っていて、日程調整を盾にしているのです。もしコンサルタントとして関与しているのであれば、そうした障害があっても実現したいテーマを引き出す事が重要であると思います。

みんなで話して、何を得たいのか?:読了『ホールシステム・アプローチ』

『対話型組織開発』、『入門 組織開発』ときまして、具体的に対話型組織開発の手法の詳細に…行く前に、手法をざっと眺められる本の紹介をしたいと思います。
『ホールシステム・アプローチ』です。

ホールシステム・アプローチ―1000人以上でもとことん話し合える方法

ホールシステム・アプローチ―1000人以上でもとことん話し合える方法


この本では、ワールド・カフェやアプリシエイティブ・インクワイアリーなど、多数の人での対話手法が紹介されています。
今風に言うと対話型組織開発の実践となる手法が紹介された本です。

本のタイトルもになっている「ホールシステム」ですが、この文脈で言う「システム」とは人の集まりを指しています。
例えば、都市の住人、仕事の関係者(お客様なども含みます)、会社、部署、チームなどがシステムです*1
「ホール」はwhole(全体)のことなので、ホールシステムというのは、「(何らかのテーマに)関連する人々の全体」という意味です。

この本は、そんなホールシステムで話し合うための複数の手法(これらを総称して、ホールシステム・アプローチと本書では名付けています)について説明してくれる本です。
ホールシステムで話し合うとなれば参加者は多くなりますので、数十から千単位の人数規模に耐えられる手法が紹介されています。

個人的には、ホールシステム・アプローチの意義の1つは、会議の内容や結果の質ではなくて、特定のテーマに対して参加者のコミットメント、つまり個人の自主性を引き出すことだと考えています*2
自主性を引き出し、多様な意見の相互理解、組織の自己改革力、環境への適応性、効果的なコミュニケーションなどを生み出すための手法だと思っています。
一部の人が組織に対するコントロールを強くすればするほど、組織は硬直し、個々の自主性はなくなっていきます。逆に、自主性を引き出そうとすればするほど、コントロールが効かなくなっていきます。
ホールシステム・アプローチは自主性を引き出そうとするため、必然的にコントローラブルではなくなります。結論ありきの会議や演説ではありません。
そうした性質を理解した上で、目的を持って使用する事が求められます。

この本でも、そうしたホールシステム・アプローチの性質について配慮された文章になっています。
性質を理解しつつ、ざっと様々なアプローチを理解したい、比較検討したい、というニーズには非常にマッチした本だと思います。

ワールドカフェ、AI、OST、フューチャーサーチといった代表的な手法について書かれており、各章がざっと理解するにはちょうど良い量で分かりやすく書かれています。
嬉しいのは、単なるやり方を紹介するだけでなく、各手法の根底に流れる価値観や原則について触れているところですね。各手法はそれそれ重要視する考え方があり、それが手順として表層に出てきているので、是非考え方の部分は飛ばさずに読んで頂きたいところです。

事例については、会社組織の変革を考えている人には多少印象が薄いかもしれません。対話型組織開発の事例は非常にヒリヒリする血みどろの戦い感のあるものも多かったですが(笑)、都市計画の話であったり、企業事例もライトな事例な印象でした。
出版が2011年なので、今であれば熱い企業事例も増えていそうな気がします。

さて、この本で複数の手法を眺めたら、次は手法を絞って詳細に学んで行きたいところですね。
次回は『フューチャーサーチ』 をご紹介したいと思います。

*1:正確に言うと人間の個体など単体のものもシステムなのですが、話がややこしくなるので、気になる人は『入門 組織開発』などを読んでもらえればと思います。

*2:会議での成果物が実際にどれだけの成果を生み出すのかについてはまた別議論という事で。

読了『入門 組織開発』

『入門 組織開発』を読んだので、その感想でも。
「組織開発ってどんなものですか?」と聞かれた時に、さっと渡せる本がないかなーと思って手にとってみました。
前回書いた対話型組織開発の訳者をした中村先生による、組織開発の入門書です。

入門 組織開発 活き活きと働ける職場をつくる (光文社新書)

入門 組織開発 活き活きと働ける職場をつくる (光文社新書)


この本では、組織開発についてざっと理解することができます。
小難しそうですが、専門用語がいきなり出てきて意味分からなくなるなんてことはなく、分量的にも内容的にも手に取りやすいものになっています。
組織開発の国内外の歴史から、在り方や考え方、手法まで広くカバーしていますが、あまり実践に振り切らずに広く俯瞰するための本です。

著者の意図としては、新書という手軽に読める本の形態で、広く組織開発への関心を集めたいということなのでしょう。実践まで深入りすると100%新書で出せるボリュームには収まらないので、この割り切りは英断です。
本書で繰り返し述べられているように、組織開発は手法よりも"在り方"なので、変に入門で手法から理解するより良いのではないでしょうか。
本書からは、在り方ではなく組織開発の手法ばかりが先行していることへの著者の憤りが相当に感じられます。この本が2015年に出版されて数年が経過していますが、現在も大きくは変わっていないのではないでしょうか。
しかし、こうした組織開発の本が多くなることで、私含め、少しずつ後進の意識は変わっていくものだと信じています。

さて、 組織開発は非常に広範囲な手法や考え方を内包しています。そのため、「組織開発とは何か」の定義は様々なものを見かけます(私が人に説明する時の素人すぎる語りも…)。
本書によれば、組織開発の定義の共通項として多いのは「行動科学の理論や手法を用いること」「組織の効果性や健全性を高めていくこと」「組織のプロセスに対して計画的な働きかけをする取り組みであること」の3点のようです。

紹介されている定義を1つ紹介すると、「組織開発とは、組織の健全さ、効果性、自己革新力を高めるために、組織を理解し、発展させ、変革していく、計画的で協働的な過程である」というウォリックの定義。
健全さは、仕事生活の質、お互いの関係性の質、権力の最適なバランス、ワークモチベーションの高さなど、組織内の人々の「幸せ度」と関連します。
効果性は、組織の目標に到達する力、組織の構成員やチームの潜在力を発揮できること、環境の変化に適応し対処できることを指しています。
自己革新力は、絶えず学び続け、(組織開発の専門家の支援がなくても)組織を自分達で変えられる力です。

社会情勢を考えると、非人間的な経済的合理性に振り切っていた世界から、働き方改革等を通してゆるやかに組織の効果性に目が向けられてきています。また、多様な人と多様な意見の相違を繰り返しながらも、組織の健全さや自己革新力にも注目が集まってきていると感じます。
私としては、組織の中の一人一人が自分達でバランスを見ながら良くしていける組織が増えることで、人々が豊かに幸せに暮らせる、そんな世界が作れたらと思うばかりです。

かなり脱線してしまいました。
本の話に戻ると、この本で概論を学んだ後の実践のために2冊目が必要なのですが、次は何をオススメすべきか悩ましいところです。あまりに手法が広いので、ここでサッと出せる日本語の良書は思いつきません。
組織開発の手法は多岐に渡るので、やはり地道に本書に書いてある気になるキーワードをAmazonで探して読むのが良いのかも…。
本書の著者である中村先生と、人材育成の分野で有名な中原先生が共著で組織開発の本を10月頃に出されるそうで、そちらにも期待したいですね。

ここ最近は、組織関連のニーズと、それに合わせて情報の供給の厚さがどんどん増しているように思います。
学び時として、今は良いタイミングなのかもしれませんね。